1型糖尿病指導入院編

1型糖尿病指導入院となり
まずは色々書類を書いて
病室へ
12月13日
時刻は15時くらい。



これから約1日絶食で点滴のみ


ベッドで横になり取りあえずはネットで
1型糖尿病について検索してみる。

※豆知識
1型糖尿病は
幼児期、10歳~13歳に発症のピークがある

発症後35年で透析の確率22%

平均寿命は4、5歳短い



ネガティブな検索結果w



ため息しかでない。
寝るか


……


………。



寝ようにも同室のじじぃの咳と放屁で寝れない
…。




またスマホをいじる。




糖尿病。


糖を分解出来ない。



どの食事にどのくらい糖質が含まれているか
退院したらどんなものに多く糖質が含まれているか



※豆知識
糖質とは
炭水化物=糖質と考えてOK

ちなみに食品の炭水化物含有比べ

代表的な主食の炭水化物
ご飯100gで約35g
うどん100gで約20g
食パン100gで約46g
コーンフレーク100gで約83gの炭水化物


炭水化物の少ない食べ物
卵100gで0.3g
プロセスチーズ100gで1.3g
エンドウ豆100gで25g



だからなんだって話なんですが
糖質ダイエットだの
炭水化物ダイエットだの言ってますが
人間健康で食べたい時に食べたい物を食べる
のが一番って事を言いたいんですw




筋肉付けようと綺麗に着飾ろうと
死んで火葬されれば結局同じ骸骨なら
楽しく生きたいなとそう思うんです


まぁ生き方は人それぞれですから
好きに生きれば良いと思います。



もしこれをご覧頂いている方でも
明日には1型糖尿病を発症するかもしれない
ご覧頂いていない方で
炭水化物ダイエットしている方でも
明日には1型糖尿病を発症するかもしれない


人生ストイックに生きるのも良いですが
1型糖尿病になれば焦らずとも食事には
ストイックになります
ならなければ
待つのは早死って事ですからね

1型糖尿病を発症した者からの伝言です。


確か過去にマッスル北村さん(古いかな?w
は炭水化物ダイエットをやってて
炭水化物を摂らなさすぎて低血糖
亡くなった記憶が






入院中に話は戻り
スマホ検索しても気休めにもならない
ネガティブな思考になっちまうw
点滴が落ちるのを見ながらボーッとしてみる。



検尿を間に2回挟み
翌日の午後
長い点滴の時間も終了



先生より検尿結果を見ながら
やはりケトン体が出てますね
糖尿病ケトアシドーシスでしょう

※豆知識
血糖値を下げる働きをするインスリンが不足し
十分に血糖値が下がらないことで起こります。
血糖をエネルギー源として利用できないため
からだはエネルギー不足になってしまいます。
そのため
かわりに脂肪がエネルギー源として分解されて、使われてしまう緊急事態の事

ケトン体が排出されると
通常の体内は中性からアルカリ性に保たれていて
それが
酸性に傾くので体が酸化してる状態で。
酸化の分かりやすい状態では老化
その他にも体が酸化の状態だと様々な臓器に
ダメージとなり生命の危険も。


取りあえずは最悪の状態になる前に対処
出来て命の危険はないって事らしい。



先生と今後の大まかな治療方針と
様々な検査を行わなければならないとの事を聞き
やっぱ入院してんだなーって思いと
どうやったら退院出来るのか?って
他の思考が出来ないくらい
大きな2つの問題を抱え途方に暮れる


明日は丸1日検査の日
そして検査結果が出たらまずは
1型糖尿病治療に必須なインスリン注射
毎日毎食ご飯直前に死ぬまでやることになる
血糖値を計り
これから食べるご飯に含まれる
糖質を自分の身体は何単位で何gの糖質が分解出来る
のか?ベースを先生が計算し自分で
インスリンを何単位打つのが適切かの勉強が始まる。


昔から文系で
数字が苦手で避けて来たけど
まさか生命を左右されるのが
算数とは思ってもみなかった。

先生曰く慣れですよ
慣れれば出てきたご飯で
だいたい何単位打てば良いのか分かる様になります
との事



本当にですか?
内心そこまで何年かかるんだろうと思いながらも
やらなきゃ退院出来ないしって
渋々覚悟を決めた自分がいたような気が